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2016年12月27日 (火)

産業革命と資本主義

「人工知能と経済の未来」を読んだ。

結論:ぜひ、ベーシックインカム以外の解を探したい、と思った。
 以下、この本を読んで自分で考えた、多分この本には書いていないことを書いてみる。
 まず、「ベーシックインカム」とは共産主義ではないか、と思った。
イギリス中心におきた第一次産業革命は1830-1870年に起きている。
この後半の時期に、
 日本の鎖国が終わり、1854:日米和親条約
 マルクスが「共産党宣言」1848、「資本論」1867を書く
といったことが起きている。
第二次産業革命はアメリカ中心に1930-1950年に起きている。
この時期に
 第二次世界大戦1935-1945
 ケインズ「雇用・利子および貨幣の一般理論」1935-6を書く
といったことが起きている。
 別に、偶然を探しているわけではない。何が言いたいのかというと、過去2回(3回目の産業革命がいつ起きたのか よくわからないが、industry4.0は本物だろう、という立場をとるので)の産業革命は
・経済理論の検証
・世界レベルでの大きな社会変革
とセットで起きている、のではないか。それはなぜかというと、
・「産業革命」により、まず弱者と強者の差が発生する
・階級闘争が発生する。弱者(または弱者に転落しそうな元強者)が強者に戦いを挑む、
・経済の問題点が明確になり、社会を維持するための思想が現れる
 したがって、Industry 4.0がいま起き始めているのだとすると、
・ピケティ「21世紀の資本」はその思想基盤の一つかもしれない(思想としては十分ではないが、このような膨大なデータの解析はコンピュータの産物だ)
・イスラムとの軋轢はその一つの表れかもしれない
 社会を維持するための思想にあたる、一つの解が 世界レベルでのベーシックインカムである事までは理解できる。が、世界レベルのベーシックインカムは、強者を固定するための思想である。戦争以外の、弱者が強者になるチャンスがなければならない。また、悪平等主義は必ず社会を閉塞させることが「わかっている」。このため、階級闘争の発生を抑える思想にはならないだろう。このためには、
 中国的 共産主義
 VRによる架空の豊かさ
 宇宙進出
 コンピュータとの幸福な共生
 寿命の延長による新しい人間の価値観
 すべてSFに書いてあることだが、今までおこらなかったSF的21世紀が起こることは一つの解決だろう。ではそれが、どのような順番でどのように起こるのか。
 じっくり考えてみたい。
 
 

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